大腸がん
9年後に肺、骨に転移した大腸ガン。腫瘍、胸水も消失し、自覚症状もなし。 2年間の治療で転移・再発なく大変お元気です。
詳細を見るからだにやさしい大腸がん治療をご存じですか?
手術、放射線、抗がん剤による大腸がん治療を助ける治療法があります。
当クリニックは「からだにやさしい」高度活性化NK細胞療法プラス4種複合免疫療法でがんの克服をお手伝いします。
この度は、日比谷内幸町クリニックのホームページをご覧頂きまして、ありがとうございます。
「からだにやさしい大腸がん治療」
私達はこれが大腸がんの患者様やご家族の方にとって大変重要なテーマであると考えて居ります。当クリニックでは専門医師によるカウンセリングを経て、患者様のお身体に新たな負担を強いることなく、手術、放射線、抗がん剤といった標準的な治療方法との併用によって双方の治療の相乗効果を高めようとする免疫細胞療法を、個々の患者様のお身体の状態に合わせて適切に実施して参ります。
日本における大腸がんによる1年間の死亡者数は、1990年代半ばまで増加し、その後は漸増傾向にあり、肺がんに次いで2位です。(2006年)男女別に見ると、男性では胃がんに次いで3位。女性では1位となっています。(2006年)大腸がんは大腸粘膜の細胞から発生し、形態によって大きく2種類に分けられます。 1 つは良性のポリープ(腺腫)が癌になる場合です。もう一つは正常粘膜が発癌刺激を受けて直接、癌になる場合です。
大腸がんの治療は内視鏡治療、外科療法、放射線療法、化学療法などがありますが、基本的には病期(ステージ)によって異なり、組み合わせて行なっていきます。手術可能な病期(ステージ)の場合、外科療法が標準的な治療となります。良性の腫瘍や粘膜内にとどまる早期のがんは内視鏡治療で治癒切除することが可能でありますが、早期がんの中でもより深く進展している場合には、追加の外科手術が必要となる場合があります。放射線療法は、手術前の腫瘍サイズの縮小などを目的とした補助的な放射線療法と、症状の緩和や延命を目的とする緩和的な放射線療法があります。 化学療法は、術後に再発予防を目的とした補助的な化学療法と、手術が不可能な進行がんまたは再発がんに対するQOLの向上及び生存期間の延長を目的とした化学療法とがあります。
当クリニックでは、大腸がんの患者様の状況に応じて、高度活性化NK細胞療法プラス4種複合免疫療法、または標準の治療と併用で大腸がん治療を行っております。
一般の病院における大腸がんの標準的な治療方法では、がん(癌)がすい臓(膵臓)あるいはその近辺に限られている場合は、切除手術あるいは手術を中心とした集学的治療を行います。肝臓に転移を認める場合やがん(癌)の範囲は限局しているけれども切除できない理由がある場合には、化学療法や放射線療法などが行われます。
当クリニックでは、これらの標準的な大腸がん治療に「からだにやさしい大腸がん治療」である高度活性化NK細胞療法プラス4種複合免疫療法を加えることにより、標準治療だけでは困難な大腸がんの克服を目指すだけでなく、標準治療の選択肢がない大腸がんの治療を患者様やその御家族と一緒に実施していきます。
標準的な大腸がん治療はいずれも何らかの副作用を伴いますが、高度活性化NK細胞療法プラス4種複合免疫療法はそれ以上の副作用を起こすことなく標準治療の効果を高めることが期待出来ます。 抗がん剤との併用により大腸がんを克服された患者様がいらっしゃいます。
詳細については、大腸がんの治療事例をご覧下さい。
標準的な大腸がん治療(抗ガン剤など)と高度活性化NK細胞療法プラス4種複合免疫療法の併用
高度活性化NK細胞療法プラス4種複合免疫療法のみ
「からだにやさしい大腸がん治療」である高度活性化NK細胞療法プラス4種複合免疫療法はリンパ球に含まれる免疫細胞の一つで、生まれつき(ナチュラル)外敵を殺傷する(キラー)能力を備えている「ナチュラルキラー(NK)細胞」を最新の培養技術で2週間ほど無菌状態で個人差がありますが数百倍から数千倍に増殖・活性化し、再び患者さんの体内へ戻すという療法です。
高度活性化NK細胞療法プラス4種複合免疫療法は「化学療法(抗ガン剤)」など標準的な大腸がん治療を妨げない治療法ですので、標準的な大腸がん治療と併用ができ、抗ガン剤などのデメリットを高度活性化NK細胞療法プラス4種複合免疫療法が補完し、大腸がん治療全体の効果を上げることが期待できます。
実際には主治医と日比谷内幸町クリニックが連携して、2ヵ所の医療機関が別々の角度から大腸がんにアプローチできる体制を構築し、大腸がん克服を目指していきます。
「外科療法(手術)」、「化学療法(抗ガン剤)」、「放射線療法」などの標準的な治療で大腸がんの進行が食い止められなかった場合でも、採血が可能であるならば、高度活性化NK細胞療法プラス4種複合免疫療法は治療が可能です。
高度活性化NK細胞療法プラス4種複合免疫療法は、治療を受けられる患者様ご本人の血液を活性化して行われますので、副作用の心配はほとんどありません。
「高度活性化NK細胞療法プラス4種複合免疫療法」によって癌(がん)が消えたり、症状が劇的に改善したり、あるいは進行が止まった方をご紹介します。ご登場頂いた患者さんについては、プライバシー保護の観点からすべて仮名とさせて頂きます。
9年後に肺、骨に転移した大腸ガン。腫瘍、胸水も消失し、自覚症状もなし。 2年間の治療で転移・再発なく大変お元気です。
詳細を見る肺転移と腹膜播種を伴う大腸癌。 高度活性化NK細胞療法プラス4種複合免疫療法と低用量の抗がん剤と放射線治療の併用にて、転移巣が消失!
詳細を見る手術不可能の肝転移(4箇所)。 抗がん剤と高度活性化NK細胞療法プラス4種複合免疫療法の併用で全ての肝転移が消失!
詳細を見る手術不可能。余命1年の宣告…。 抗がん剤と高度活性化NK細胞療法プラス4種複合免疫療法の併用で腫瘍マーカーが全て正常値へ! 多発肝転移が消失・縮小!
詳細を見る大腸がんステージ4とは、がんが大腸から離れた臓器(肝臓・肺・腹膜など)に転移している状態を指します。もっとも進行した病期ですが、「末期がん」と同じ意味ではありません。大腸がんには他のがんにない大きな特徴があります。それは、肝臓や肺の転移をすべて切除できる場合には、ステージ4であっても根治(完治)を目指した治療が可能だという点です。
切除が難しい場合でも、FOLFOXなどの化学療法、遺伝子の特徴に合わせた分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬など治療選択肢は年々増えており、がんの進行を抑えながら生活の質(QOL)を保つことを目指せます。
この記事では、大腸がんステージ4の定義、最新統計に基づく生存率・余命、完治の可能性、腸閉塞や腹膜播種を含む症状、バイオマーカー検査と治療法の全体像、そして標準治療の効果が乏しくなった場合に検討できる選択肢までを、がん免疫療法専門クリニックである日比谷内幸町クリニックがわかりやすく解説します。
【この記事でわかること】●大腸がんステージ4がどのような状態か(末期がんとの違い)●ステージ別の5年・10年生存率と結腸がん・直腸がんの違い●余命の考え方と臨床試験データ●肝転移・肺転移の切除による根治の可能性●腸閉塞・腹膜播種など注意すべき症状●RAS・BRAF・MSIなどの検査と治療法の全体像●標準治療の効果が乏しくなったときの選択肢●仕事・食事・お酒・人工肛門など生活の疑問への回答
大腸がんステージ4(Ⅳ期)とは、がんが大腸やその周囲のリンパ節を越えて、離れた臓器に転移(遠隔転移)している状態、または腹膜播種(お腹の中にがん細胞が散らばること)がある状態です。腫瘍の大きさやリンパ節転移の程度にかかわらず、遠隔転移が確認されればステージ4と診断されます。
大腸がんは、日本で罹患数が最も多いがんです。2023年には約15万4千人(男性85,208人・女性68,830人)が新たに診断され、死亡数は年間約5万4千人(2024年:54,416人)と肺がんに次いで2番目に多くなっています。一方で、大腸がん全体の5年相対生存率は約70%であり、早期発見と治療法の進歩により治療成績は改善を続けています(出典:国立がん研究センター がん統計)。
国立がん研究センターによると、大腸がん全体のうち約17%が、診断の時点で肝臓や肺への転移・腹膜播種を伴うステージ4に該当します。決して珍しい状況ではなく、ステージ4を対象とした治療の研究・開発が活発に行われている領域です(出典:国立がん研究センター プレスリリース 2021年)。
大腸がんが最も転移しやすいのは肝臓です。腸から流れる血液は門脈という血管を通ってまず肝臓に集まるため、がん細胞が肝臓にたどり着きやすいのです。次いで多いのが肺で、そのほか腹膜(腹膜播種)、遠隔リンパ節、骨、脳などへの転移がみられます。
転移した先で増えているのはあくまで「大腸がんの細胞」です。肝臓に転移しても肝臓がんになるわけではないため、治療は大腸がんに効く薬・治療法で行います。
大腸がんのステージは、「がんが腸の壁にどこまで深く入り込んでいるか(T:深達度)」「リンパ節転移の有無・個数(N)」「遠隔転移の有無(M)」の3要素で決まります。
| ステージ | がんの状態 | 治療の中心 |
|---|---|---|
| 0期 | がんが粘膜内にとどまる | 内視鏡治療 |
| Ⅰ期 | がんが腸の壁(固有筋層)までにとどまる | 内視鏡治療または手術 |
| Ⅱ期 | がんが固有筋層の外まで浸潤、リンパ節転移なし | 手術(+再発リスクに応じ術後化学療法) |
| Ⅲ期 | リンパ節転移あり | 手術+術後補助化学療法 |
| Ⅳ期 | 遠隔転移(肝臓・肺・腹膜など)あり | 薬物療法を中心に、切除可能なら手術も |
結論から言うと、大腸がんステージ4は「末期がん」と同義ではありません。末期がんとは、厚生労働省の資料では「治癒を目指した治療に反応せず、進行性かつ治癒困難又は治癒不能と考えられる状態と医師が総合的に判断した場合」とされており、病期(ステージ)ではなく「有効な治療手段がなくなった状態」を指す言葉です。
大腸がんステージ4には、化学療法・分子標的薬・免疫チェックポイント阻害薬・手術・放射線治療など多くの選択肢があります。さらに大腸がんでは、転移巣を切除できる一部の患者さんで根治すら目指せるという、他のがん種にはあまりない特徴があります。「ステージ4=もう何もできない」は明確な誤解です。
ステージ4の大腸がんには、①最初の診断時にすでに遠隔転移が見つかる場合と、②手術後の経過観察中に肝臓や肺への転移(遠隔再発)が見つかる場合があります。②は正式には「再発大腸がん」と呼ばれますが、遠隔転移を有する点で病状は共通しており、治療の考え方(切除できるかの評価+薬物療法)も同じです。大腸がんの再発の約8割は手術後3年以内に見つかるため、術後5年間の定期検査(CT・腫瘍マーカー・大腸内視鏡)が重要になります。
国立がん研究センターの院内がん登録によると、大腸がんステージ4の5年純生存率(ネット・サバイバル)は18.3%、10年純生存率は11.6%です。厳しい数字に見えますが、この中には転移を切除して長期生存した方から、体力的に積極的治療が難しかった方まで、病状の異なる患者さんがすべて含まれています。ご自身がどの数字に近いかは、転移の場所・数・切除可能性によって大きく変わります。
| 診断時のステージ | 5年純生存率 | 10年純生存率 |
|---|---|---|
| ステージ1 | 92.3% | 79.2% |
| ステージ2 | 85.5% | 70.7% |
| ステージ3 | 75.5% | 61.6% |
| ステージ4 | 18.3% | 11.6% |
大腸がんは「結腸がん」と「直腸がん」の総称で、ステージ4の5年純生存率は結腸がん15.8%、直腸がん23.1%と集計上の差があります(2014〜2015年診断例)。ただし対象患者の背景が異なるため、この差だけで「直腸がんのほうが治りやすい」と結論づけることはできません。ご自身の生存率の見通しは、原発部位・転移状況を踏まえて主治医に確認しましょう。
第一に、生存率は過去の患者さん全体の統計であり、一人ひとりの余命を示すものではありません。特に大腸がんステージ4は「転移を切除できるか」で経過が大きく分かれ、切除できた場合の成績は全体統計よりはるかに良好です(第5-5章参照)。
第二に、統計には時間差があります。上記は2012〜2015年診断例のデータであり、その後に登場・普及した治療(BRAF阻害薬、HER2標的治療、KRAS G12C阻害薬、免疫チェックポイント阻害薬の一次治療への拡大など)の効果は十分に反映されていません。現在治療を受ける方の見通しは、この数字より良くなっている可能性があります。
第三に、数値は計算方法(実測か純生存率か)やデータ源によって変わります。サイトごとに数字が違うのはこのためで、出典と診断年を確認することが大切です。
余命は一律に決まるものではありません。医師が伝える「余命○か月」も、同じような病状の患者さんの生存期間中央値(半数の方が生存していた期間)に基づく統計的な目安に過ぎません。参考として、大腸がんステージ4の代表的な臨床試験で報告された全生存期間中央値(OS中央値)を紹介します。
| 主な対象・治療段階 | 臨床試験 | 全生存期間中央値 |
|---|---|---|
| 切除不能例の一次治療(FOLFOXIRI+ベバシズマブ) | TRIBE試験 | 29.8か月 |
| RAS野生型・左側原発の一次治療(mFOLFOX6+パニツムマブ) | PARADIGM試験 | 37.9か月(約3年2か月) |
| MSI-H/dMMRの一次治療(ペムブロリズマブ) | KEYNOTE-177試験 | 77.5か月(約6年半) |
| 複数の標準治療後(トリフルリジン・チピラシル+ベバシズマブ) | SUNLIGHT試験 | 10.8か月 |
切除不能例でも一次治療の生存期間中央値は約30〜38か月に達し、MSI-H/dMMRという免疫の特徴を持つ方では77.5か月(約6年半)と報告されています。さらに転移を切除できた場合はこれらの統計に当てはまらず、10年以上の長期生存も現実に起こり得ます。
余命を左右する主な要素は、①転移の場所と数(切除できるか)、②遺伝子・免疫の特徴(RAS/BRAF/MSIなど)、③治療への反応、④体力・臓器機能、⑤使える治療選択肢の数です。余命宣告の数字はその時点の統計的目安であり、治療の進歩とともに変わり得ます。数字に縛られず、いま取り得る最善の治療を主治医と選んでいくことが大切です。
大腸がんステージ4の大きな特徴は、肝臓や肺の転移を原発巣とともにすべて切除できる場合、根治(完治)を目指した治療が可能だという点です。これは乳がんや膵臓がんなど多くのがん種のステージ4にはない、大腸がん特有の希望です。
米国国立がん研究所(NCI)の資料では、切除可能な肝転移をがん細胞の取り残しなく切除(R0切除)できた患者さんの5年生存率は25〜40%とされています。また、肝転移切除後の患者612人を追跡した研究では約16.7%が10年以上生存し、その大半は病気のない状態を保っていたことから「10年生存した患者は実質的に治癒したと考えられる」と結論づけられています。ステージ4全体の5年生存率18.3%と比べ、切除できた場合の見通しは大きく異なります。
診断時には転移が大きく切除できない場合でも、化学療法と分子標的薬でがんを縮小させ、後から根治手術に進める「コンバージョン療法(切除への転換)」が成立することがあります。強力な化学療法(FOLFOXIRIなど)でしっかり縮小を狙い、外科・腫瘍内科が定期的に切除可能性を再評価するのが現在の標準的な進め方です。「今は切除できない」は「一生切除できない」と同じではありません。
薬物療法が非常によく効き、画像上の病変がすべて消える「完全奏効」に至ることもあります。ただし画像で見えない微小ながん細胞が残っている可能性があるため、完全奏効=完治ではなく、通常は治療や経過観察を続けながら慎重に判断します。一方、R0切除後に長期間再発がない場合は、医学的にも治癒に近い状態と考えられます。ご自身が根治を目指せる状態かどうかは、「転移の場所・数・切除可能性」を軸に主治医に確認してみてください。
大腸がんステージ4では、原発巣(大腸)の症状と、転移した臓器の症状の両方が現れ得ます。原発巣の代表的な症状は、血便・便が細くなる・便秘と下痢を繰り返す・腹痛・貧血・体重減少などです。加えて、がんの進行に伴う強い倦怠感や食欲不振(がん悪液質)がみられることもあります。
| 部位・病態 | 主な症状 | 注意すべきサイン |
|---|---|---|
| 腸閉塞(原発巣) | 腹痛・強い腹部の張り、吐き気・嘔吐、便やガスが出ない | 排便・排ガスの停止+嘔吐は緊急受診 |
| 肝転移(最多) | 初期は無症状。進行すると右上腹部の張り・痛み、食欲不振、黄疸、腹水 | 皮膚・白目の黄染、急な腹囲増加 |
| 肺転移 | 初期は無症状が多い。咳、血痰、息切れ、胸痛 | いつもと違う咳が続く、呼吸困難 |
| 腹膜播種 | 腹部膨満感、腹水、消化不良、腸閉塞の繰り返し | 急にお腹が張る、食事が入らない |
| 骨・脳・リンパ節 | 骨:痛み・骨折/脳:頭痛・嘔吐・まひ・けいれん/リンパ節:しこり・むくみ | けいれん・急なまひは緊急受診 |
腫瘍が大きくなって腸の通り道を塞ぐと、腸閉塞が起こります。腹痛と強い張り、吐き気・嘔吐、便もガスも出ないという症状が特徴で、放置すると腸に穴が開く(穿孔)など命に関わるため、疑われたらすぐに病院へ連絡してください。
治療は、絶食と点滴で腸を休ませる、鼻から管を入れて腸の内容物を抜く(イレウス管)、腸の中に金属の筒を入れて通り道を確保する(大腸ステント)、人工肛門(ストーマ)の造設やバイパス手術などがあり、状態に応じて選択されます。腸の通り道を確保することは、食事を続け、薬物療法を安全に続けるためにも重要な治療です。
腹膜播種とは、がん細胞が腸の壁を突き破ってお腹の中(腹腔内)に散らばった状態です。お腹の張り、腹水、食欲低下、腸閉塞の繰り返しなどの症状が現れます。画像検査で捉えにくく、手術で完全に取り切ることが難しいため、全身薬物療法を中心に、腹水を抜く処置などの症状緩和を組み合わせて治療します。播種の範囲が限られる場合に減量手術を検討する施設もありますが、対象は慎重に選ばれます。
肝転移は大腸がんの遠隔転移で最も多く、初期はほぼ無症状です。進行すると右上腹部の違和感や痛み、食欲不振、倦怠感が現れ、肝機能が低下すると黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)や腹水がみられます。無症状のうちに定期検査(血液検査・CT)で発見することが、切除のチャンスを逃さないためにも重要です。
肺転移も初期は無症状が多く、検査で偶然見つかることが少なくありません。進行すると咳、血痰、息切れ、胸の痛みが現れます。肺転移も病変が限られていれば切除の対象になり得るため、「見つかった=手遅れ」ではありません。
大腸がんの骨転移・脳転移は肝・肺転移に比べるとまれですが、進行に伴って現れることがあります。骨転移では背中・腰などの持続する痛みや骨折のリスク、脳転移では頭痛・吐き気・手足のまひ・けいれんなどが代表的な症状です。骨の痛みには放射線治療や骨を守る薬(骨修飾薬)、脳転移には定位放射線治療などで症状の改善が期待できます。
遠隔リンパ節(傍大動脈リンパ節や左鎖骨上リンパ節など)への転移では、しこりとして触れたり、周囲の圧迫症状が出たりすることがあります。いずれも「原因のわからない症状が続く」ときは早めに主治医へ伝えることが、対処を早める第一歩です。
大腸がんステージ4の治療方針は、大きく2つの問いで決まります。①転移を切除できるか(画像検査で評価)、②どの薬が効きやすいがんか(バイオマーカー検査で評価)。この2つを同時に見極めることが、治療の出発点です。
画像検査(造影CT・MRI・PET-CTなど)では、転移の有無だけでなく「切除できる配置か」「切除後に十分な肝臓・肺の機能を残せるか」を外科医が評価します。バイオマーカー検査では、がんの組織や血液を使って以下の項目を調べます。
| 検査項目 | 何がわかるか | 治療への影響 |
|---|---|---|
| RAS(KRAS/NRAS)遺伝子 | 変異があると抗EGFR抗体薬が効きにくい | 野生型→セツキシマブ/パニツムマブが候補に |
| BRAF V600E変異 | 進行が速いタイプの目印 | 変異あり→BRAF阻害薬(エンコラフェニブ)併用療法 |
| MSI/MMR | 免疫チェックポイント阻害薬が効きやすいか | MSI-H/dMMR→ペムブロリズマブ等が一次治療候補 |
| HER2 | HER2陽性かどうか(数%) | 陽性→抗HER2療法・抗体薬物複合体が候補 |
| KRAS G12C | KRAS変異の特定タイプ | 該当→G12C阻害薬+抗EGFR抗体が候補 |
| 原発巣の位置(左側/右側) | 左右で薬の効きやすさが異なる | RAS野生型かつ左側→抗EGFR抗体を優先しやすい |
診断と経過観察には、大腸内視鏡検査(原発巣の確認と組織採取)、造影CT(転移の広がりと切除可能性の評価)、MRI(肝転移・直腸がんの詳細評価)、PET-CT(全身の転移検索)などが使われます。血液検査では、CEA・CA19-9という腫瘍マーカーが治療効果や再発の目安として定期的に測定されます。
ただし腫瘍マーカーは補助的な指標であり、数値の上下だけで治療の成否は判断できません。マーカーが上がった場合も、画像検査・症状・臓器機能を合わせて総合的に評価します。数値に一喜一憂しすぎず、疑問は主治医に確認しましょう。
標準治療が終了(見込み含む)となった場合などには、がんの数百の遺伝子変化を一度に調べる「がん遺伝子パネル検査」が保険適用で受けられ、適合する薬や臨床試験が見つかることがあります。また、血液中のがん由来DNA(ctDNA)を調べるリキッドバイオプシーも、組織が採取しにくい場合の治療標的探しとして実用化が進んでいます。検査結果は治療選択の幅を直接左右するため、「自分のがんの遺伝子タイプ」を主治医に確認しておくことをおすすめします。
大腸がんステージ4の治療は、「切除できるか」で大きく2つに分かれます。
【切除可能な場合】原発巣と転移巣(肝臓・肺など)をすべて取り切れると判断されれば、根治を目指して手術を行います。手術の前後に化学療法を組み合わせ、再発リスクを下げる戦略が取られることも多くあります。
【切除不能の場合】バイオマーカーに応じた薬物療法(化学療法+分子標的薬、またはMSI-Hなら免疫チェックポイント阻害薬)が治療の中心になります。薬物療法でがんが大きく縮小すれば、コンバージョン療法として切除に進める場合もあるため、切除可能性は治療中も繰り返し再評価されます。
【原発巣の症状が強い場合】腸閉塞や出血があるときは、大腸ステント・人工肛門・原発巣の切除などで腸の状態と全身状態を整えてから、薬物療法に進みます。
【原発巣に症状がない切除不能例の場合】かつては「とりあえず原発巣を切除してから化学療法」という方針も多く取られていましたが、国立がん研究センターなどが行った比較試験(JCOG1007)により、原発巣による症状がなければ切除せずに化学療法を先行する治療が標準であることが示されました(生存期間に差がなく、切除群では合併症が多い。化学療法単独群の87%は最期まで原発巣の手術が不要でした)。「原発巣を取らないのは手抜きでは」という不安を持つ方がいますが、科学的根拠に基づいた標準的な判断です。
【直腸がんの場合】骨盤内の病変制御や症状緩和のために放射線治療(化学放射線療法)を組み合わせる場面があります。
治療は一度決めたら終わりではなく、効果と副作用・体力のバランスを見ながら、継続・変更・手術への転換を柔軟に判断していきます。
切除不能・進行大腸がんの薬物療法の土台は、フッ化ピリミジン系薬剤(5-FU・カペシタビン)に他の薬を組み合わせる多剤併用化学療法です。代表的なレジメン(治療の組み合わせ)は次のとおりです。
●FOLFOX(フォルフォックス):5-FU+レボホリナート+オキサリプラチン。2週間ごとの点滴で、一次治療の代表格。特徴的な副作用は手足のしびれ(末梢神経障害)と冷たいものへの過敏。●CAPOX(カポックス):飲み薬のカペシタビン+オキサリプラチン。点滴の時間が短く通院負担が軽い。手足症候群(手のひら・足裏の赤み・痛み)に注意。●FOLFIRI(フォルフィリ):イリノテカンを組み合わせる。下痢・脱毛・白血球減少に注意。FOLFOXの後の二次治療や、一次治療から使う場合もある。●FOLFOXIRI(フォルフォキシリ):3剤を組み合わせる最も強力なレジメン。腫瘍を大きく縮小させたい場合(コンバージョン狙いなど)に、体力が保たれている方へ検討される。
これらに分子標的薬(次章)を上乗せするのが標準的です。副作用に応じた減量・休薬は治療の失敗ではなく、長く治療を続けるための調整です。しびれや下痢などのつらさは我慢せず医療チームに伝えてください。支持療法(吐き気止め・白血球を増やす薬など)の進歩により、多くの方が外来通院で治療を続けています。
分子標的薬は、がんの増殖や血管新生に関わる特定の分子を狙う薬で、化学療法と併用して効果を高めます。大腸がんでは大きく2系統あります。
●血管新生阻害薬(ベバシズマブなど):腫瘍に栄養を送る新しい血管が作られるのを妨げる薬。RAS変異の有無にかかわらず使用できます。高血圧・たんぱく尿・出血などに注意。●抗EGFR抗体薬(セツキシマブ・パニツムマブ):がん細胞の増殖シグナル(EGFR)を遮断する薬。RAS野生型(変異なし)で、特に原発巣が左側(下行結腸〜直腸)の場合に高い効果が期待できます。皮疹・爪囲炎などの皮膚症状が特徴的な副作用で、スキンケアを併行します。
どちらを一次治療で組み合わせるかは、RAS/BRAF検査の結果と原発巣の左右、病状、生活への影響を踏まえて決まります。RAS野生型・左側原発の一次治療(mFOLFOX6+パニツムマブ)では生存期間中央値37.9か月が報告されています(PARADIGM試験)。二次治療以降には、ラムシルマブやアフリベルセプトといった別の血管新生阻害薬、後方治療としてレゴラフェニブ、トリフルリジン・チピラシル(+ベバシズマブ)などの経口薬も控えています。
大腸がんの約5%にみられるMSI-H(高頻度マイクロサテライト不安定性)/dMMR(ミスマッチ修復機能欠損)というタイプでは、免疫チェックポイント阻害薬が高い効果を示します。免疫のブレーキ(PD-1)を外し、患者さん自身のT細胞ががんを攻撃できるようにする薬です。
MSI-H/dMMRの切除不能大腸がんの一次治療として、ペムブロリズマブ(キイトルーダ)単剤で生存期間中央値77.5か月(約6年半)という結果が報告されており(KEYNOTE-177試験)、該当する方には治療の景色を変える選択肢になっています。ニボルマブ+イピリムマブ併用も選択肢です。
ただし、MSI-H/dMMRであってもすべての方に効くわけではなく、甲状腺機能異常・間質性肺炎・大腸炎などの免疫関連副作用への注意も必要です。まずはご自身のがんがMSI-H/dMMRに該当するか、検査結果を主治医に確認してください(現在は診断時に調べることが標準的になっています)。
ここ数年で、遺伝子タイプ別の「専用治療」が大腸がんでも急速に増えています。かつて「打つ手が少ない」とされたタイプにも、専用の選択肢が生まれています。
●BRAF V600E変異(約5%):進行が速いタイプですが、BRAF阻害薬エンコラフェニブ+セツキシマブ(±化学療法)が使えるようになり、一次治療からの使用へと適応が広がりつつあります。●HER2陽性(数%):ペルツズマブ+トラスツズマブ併用や、抗体薬物複合体トラスツズマブ デルクステカン(エンハーツ)が治療候補になります。●KRAS G12C変異:ソトラシブ+パニツムマブなど、変異を直接狙う治療が登場しています。
これらは該当する遺伝子タイプの方に限られますが、「自分のがんの遺伝子タイプを知っているか」が治療選択肢の数を直接左右する時代になっています。パネル検査や再検査の価値も含め、主治医と相談してみてください。
●肝転移の切除:転移の数・場所・残せる肝臓の量を評価し、すべて取り切れると判断されれば肝切除を行います。切除後の5年生存率は25〜40%と報告され、10年以上再発なく実質的な治癒に至る方もいます。切除後の再発に対しても、条件が合えば再切除が可能です。●肺転移の切除:病変が限られていれば切除を検討できます。●切除が難しい病変への局所治療:ラジオ波焼灼療法(RFA)や体幹部定位放射線治療(SBRT)など、病変だけを狙う治療が候補になります。●腹膜播種:完全切除が難しく、全身薬物療法が中心。対象を慎重に選んで減量手術を検討する場合があります。
●原発巣の症状への対応:腸閉塞には大腸ステントや人工肛門(ストーマ)造設、バイパス手術、出血には原発巣切除や放射線治療で対応します。人工肛門は「終わり」ではなく、食事と薬物療法を安全に続けるための前向きな治療です。装具の進歩により、入浴・仕事・外出など通常の生活を続けている方が大勢います。永久的とは限らず、状態により後日閉鎖できる場合もあります。
緩和ケアは「終末期の医療」ではなく、がんと診断されたときから治療と並行して受けられるケアです。痛み・吐き気・しびれなどの身体症状、不安や落ち込みへの心のケア、仕事や費用の相談、ご家族のサポートまでを多職種チームで支えます。医療用麻薬を含む適切な痛み治療が寿命を縮めることはありません。
大腸がんステージ4で特に大切なのは、腸閉塞のサインを見逃さないことです。「強い腹痛と張り」「嘔吐」「便もガスも出ない」が揃ったら、次の予約を待たず病院へ連絡してください。そのほか、38度以上の発熱(抗がん剤治療中)、急な黄疸、血便の増加、水分が取れない状態も早めの連絡が必要です。全国のがん診療連携拠点病院の「がん相談支援センター」は、誰でも無料で利用できます。
一つの治療の効果が弱くなっても「打つ手がなくなった」とは限りません。次の選択肢を順番に整理することが大切です。
①未使用の標準治療の確認:一次治療→二次治療→後方治療(レゴラフェニブ、トリフルリジン・チピラシル+ベバシズマブなど)と、作用の異なる薬が段階的に用意されています。バイオマーカー(BRAF・HER2・KRAS G12C・MSI)の結果次第で専用治療が残っていることもあります。
②がん遺伝子パネル検査:適合する薬や臨床試験を探します。標準治療終了(見込み)時に保険適用。
③臨床試験・治験:開発中の治療を受けられる可能性があります。主治医やがん相談支援センター、公的な検索サイトで探せます。
④免疫細胞療法などの自由診療:ご自身の免疫細胞を活性化して戻す治療で、標準治療との併用や、標準治療の継続が難しい場合の選択肢として検討されることがあります。公的保険適用外(全額自己負担)であり、大規模臨床試験による効果の証明は確立していないため、内容・費用・期待できることと限界を十分確認したうえで選択することが重要です。
⑤セカンドオピニオン:特に「切除できない」と言われた場合、肝臓外科の経験豊富な施設では判断が異なることもあります。切除可能性のセカンドオピニオンは大腸がんでは特に価値があります。
日比谷内幸町クリニックは、がん免疫療法を専門とするクリニックとして、大腸がんステージ4の患者様に「高度活性化NK細胞療法プラス4種複合免疫療法」を提供しています。患者様ご自身の血液から免疫細胞(NK細胞など)を取り出し、約2週間かけて数百倍〜数千倍に増殖・活性化させ、点滴で体内へ戻す治療法です。
【特徴1:標準治療と併用できます】FOLFOXなどの化学療法・手術・放射線治療を妨げにくい治療法であり、併用が可能です。主治医の病院での標準治療を続けながら、当院が免疫細胞療法を担当する連携体制を取るため、転院は不要です。
【特徴2:副作用が少なく、QOLを保ちやすい治療です】ご自身の細胞を用いるため、抗がん剤のような強い副作用は報告されていません(一時的な発熱・倦怠感等が生じる場合があります)。採血と点滴のみの通院治療で、生活や仕事のリズムを保ちながら続けられます。
【特徴3:標準治療が困難になった場合でも検討できます】「これ以上の抗がん剤は難しい」と言われた場合でも、採血が可能な状態であれば治療を検討できます。
【治療の流れ】①専門医師による無料相談 → ②診察・採血 → ③約2週間の培養 → ④点滴投与 → ⑤経過観察・効果判定。標準治療のスケジュールに合わせて計画を調整します。
【費用・リスクについて】本治療は公的医療保険が適用されない自由診療です(費用は治療内容・回数により異なります。詳しくは治療費用のページをご覧ください)。副作用としてまれに発熱・倦怠感等が生じることがあります。効果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
当院で治療を受けられた大腸がんステージ4の患者様の治療経過を紹介しています。(例1)肺転移・腹膜播種を伴う大腸がんの患者様:低用量の抗がん剤・放射線治療と本免疫細胞療法を併用し、経過中に転移巣の消失を画像検査で確認しました。(例2)手術が困難と判断された多発肝転移の患者様:抗がん剤と本免疫細胞療法の併用治療の経過中に、腫瘍マーカーの正常化と肝転移巣の縮小・消失を確認しました。
※上記は個別の症例の経過であり、治療効果には個人差があります。すべての方に同様の経過を保証するものではありません。詳細な治療内容・費用・リスクは各症例ページをご覧ください。
ステージ4と告げられた直後は、頭が真っ白になり、聞きたいことが聞けないまま診察が終わってしまいがちです。次の項目をメモして診察に臨むことをおすすめします。
●転移はどこに、いくつあるか ●転移を切除できる可能性はあるか(今後、切除に進める可能性はあるか)●私のがんの遺伝子タイプ(RAS・BRAF・MSI・HER2)は何か ●提案された治療の目的は「根治」か「進行を抑えること」か ●治療の副作用と生活への影響、仕事は続けられるか ●いま の治療が効かなくなった場合、次の選択肢は何か ●緩和ケア・支持療法はいつから受けられるか ●費用の目安と使える制度
相談先としては、全国のがん診療連携拠点病院にある「がん相談支援センター」(その病院にかかっていなくても誰でも無料で利用可能)、治療方針に迷った場合のセカンドオピニオン外来、費用・仕事の相談ができる医療ソーシャルワーカーがあります。一人で抱え込まず、使える窓口を積極的に活用してください。
【仕事】薬物療法の多くは外来通院で受けられ、治療と仕事を両立している方は多くいます。点滴当日と直後数日に副作用が出やすいため、スケジュール調整や在宅勤務の活用を。がん相談支援センターで両立支援の相談ができます。
【食事】「食べてはいけないもの」は基本的にありませんが、腸閉塞のリスクがある方は、消化しにくいもの(きのこ・海藻・こんにゃく・繊維の強い野菜など)を控えるよう指導されることがあります。主治医・管理栄養士に自分の状態での注意点を確認しましょう。「がんに効く」とされる極端な食事療法は体力低下を招くため推奨されません。
【お酒】少量でも治療期間中は主治医への確認が必要です。肝転移で肝機能が低下している場合や、薬との相互作用がある場合は控える必要があります。
【運動】体調に合わせたウォーキングなどの軽い運動は、倦怠感の軽減や体力維持に役立ちます。
【費用】保険診療には高額療養費制度が適用され、1か月の自己負担には上限があります。医療費控除、傷病手当金、障害年金なども利用できる場合があるため、医療ソーシャルワーカーに早めに相談を。
【ストーマ(人工肛門)】造設した場合も、装具の進歩により入浴・仕事・旅行など通常の生活が可能です。ストーマ外来や患者会が装具選び・スキンケアをサポートしてくれます。身体障害者手帳の対象となり、装具費用の助成も受けられます。
大腸がんステージ4は遠隔転移を伴う進行した状態ですが、末期がんと同義ではありません。肝転移・肺転移を切除できる場合には根治も目指せ、切除が難しい場合でも、バイオマーカーに基づく薬物療法の進歩により生存期間は着実に延びています。MSI-H/dMMRの方では免疫チェックポイント阻害薬により生存期間中央値6年超という報告もあります。
大切なのは、①切除できるかの評価(必要ならセカンドオピニオンも)、②自分のがんの遺伝子タイプの把握、③効果が乏しくなったときの次の選択肢の整理を、あきらめずに続けることです。
日比谷内幸町クリニックでは、大腸がんステージ4の患者様とご家族を対象に、専門医師による無料相談を実施しています。「標準治療と併用できる治療を探している」「標準治療の継続が難しいと言われた」という方は、お一人で悩まず、お気軽にご相談ください。(受付時間:平日9:00〜17:00/お電話・WEBフォームで受付)
いいえ、同じではありません。末期がんとは「治癒を目指した治療に反応せず、治癒困難と医師が判断した状態」を指す言葉で、病期とは別の概念です。大腸がんステージ4には多くの治療選択肢があり、転移を切除できる場合には根治を目指すことも可能です。
国立がん研究センターの院内がん登録によると、5年純生存率は18.3%、10年純生存率は11.6%です(5年は2014〜2015年、10年は2012年診断例)。ただしこの数字には切除できた方からできなかった方まで含まれており、肝転移を切除できた場合の5年生存率は25〜40%と報告されています。
一律には決まりません。切除不能例の一次治療の臨床試験では生存期間中央値29.8〜37.9か月、MSI-H/dMMRタイプでは77.5か月(約6年半)と報告されています。転移を切除できた場合はさらに長期の生存も期待でき、切除可能性と遺伝子タイプによって大きく変わります。
肝臓や肺の転移を原発巣とともにすべて切除できる場合には、完治(根治)を目指せます。肝転移切除後に10年以上再発せず、実質的に治癒したと考えられる方も報告されています。最初は切除できなくても、化学療法で縮小してから手術に進めるコンバージョン療法が成立する場合もあります。
いいえ。化学療法(FOLFOXなど)+分子標的薬を中心に治療を続けながら、縮小すれば切除の再評価も行われます。切除可能性の判断は施設によって異なることがあるため、肝臓外科の経験豊富な施設でのセカンドオピニオンにも価値があります。
いいえ、必ずではありません。人工肛門(ストーマ)は、腸閉塞の解除や安全な治療継続のために必要な場合に検討される選択肢の一つです。造設した場合も装具の進歩により入浴・仕事・旅行など通常の生活が可能で、状態によっては後日閉鎖できる場合もあります。
「強い腹痛と張り・嘔吐・便もガスも出ない」がそろったら腸閉塞の疑いがあり、すぐに病院へ連絡してください。そのほか、抗がん剤治療中の38度以上の発熱、皮膚や白目が黄色くなる(黄疸)、急な腹囲の増加、けいれんや急なまひも早急な連絡が必要です。
「何回で終了」という決まった期間はありません。効果が続き副作用が許容できる間は継続し、進行や副作用に応じて薬を変更していきます。しびれなどの副作用が強い場合の減量・休薬は治療の失敗ではなく、長く続けるための調整です。
多くの薬物療法は外来通院で受けられ、治療と仕事を両立している方は多くいます。点滴当日と直後数日に副作用が出やすいため、勤務調整や在宅勤務を活用しましょう。がん相談支援センターで両立支援の相談ができます。
基本的に「食べてはいけないもの」はありませんが、腸閉塞リスクがある方は消化しにくい食品を控えるよう指導されることがあります。お酒は肝機能や薬との関係があるため主治医に確認を。極端な食事療法は体力低下を招くため推奨されません。
未使用の標準治療(後方治療の経口薬など)の確認、BRAF・HER2・KRAS G12C等の遺伝子タイプ別治療、がん遺伝子パネル検査、臨床試験、免疫細胞療法などの自由診療といった選択肢を順番に整理します。セカンドオピニオンの活用も有効です。
当院の高度活性化NK細胞療法プラス4種複合免疫療法は、化学療法・手術・放射線などの標準治療を妨げにくい治療法であり、併用が可能です。主治医の病院での治療を続けながら通院で受けられます。なお本治療は公的保険適用外の自由診療です。詳しくは無料相談でご説明します。
専門医師による無料相談を実施しております。
患者様の状態に合わせた最適な治療法をご提案いたします。
受付時間:平日 9:00〜17:00