ここで、複合免疫細胞療法の特徴を確認してみましょう。
1回に成分採血した白血球から、3種類の異なる免疫細胞を最新の培養技術で培養して、3種類の免疫細胞療法を実施することが可能です。
自分の血液から採取した免疫細胞を培養、活性化するため、拒絶反応やアレルギー反応の心配がありません。副作用の心配のない体にやさしい治療と言えます。
例えば、抗ガン剤治療の場合、治療による強い副作用により、長期入院を余儀なくされることがありますが、複合免疫細胞療法は身体的、精神的負担がほとんどなく、通院による治療が可能となるため、現在の生活リズムを変更することなく、治療することが可能となります。
よって、生活の質(QOL)を高く維持することができます。
化学療法などの標準治療との併用が可能であるため、相乗的な効果や副作用の軽減が期待できます。
さて、複合免疫細胞療法について、ご理解頂けましたでしょうか。
もちろん、どんな症状な人でも必ず効く、そんな魔法のような治療法ではありません。
患者様の容態によっては残念ながらお役に立てないケースもあります。
それでも、副作用がなく、生活の質(QOL)を高く維持しながら治療できる癌(がん)の新しい治療法として、非常に注目を集めております。
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