ここで、高度活性化NK細胞療法の特徴を確認してみましょう。
自分の血液から採取したNK細胞を培養、活性化するため、拒否反応やアレルギー反応の心配が ありません。副作用の心配のない体にやさしい治療と言えます。
例えば、抗ガン剤治療の場合、治療による強い副作用により、長期入院を余儀なくされることが ありますが、高度活性化NK細胞療法は身体的、精神的負担がほとんどなく、通院による治療が可能となる ため、現在の生活リズムを変更することなく、治療することが可能となります。よって、生活の質(QOL)を高く維持することができます。
身体全体をめぐるNK細胞を元気に活性化させるため、再発・転移に有効性が高いと言えます。 特に、手術を受けた場合は血流やリンパの流れを通して、身体全体に癌(がん)細胞が拡散される危険が 高く、拡散した癌(がん)細胞を発症させないためにも高度活性化NK細胞療法は有効だと考えられます。
化学療法や放射線治療などの三大療法との併用が可能であるため、相乗的な効果や副作用の軽減が期待できます。
さて、高度活性化NK細胞療法について、ご理解頂けましたでしょうか。
もちろん、どんな症状な人でも必ず効く、そんな魔法のような治療法ではありません。患者さんの容態によっては残念ながらお役に立てないケースもあります。
それでも、副作用がなく、生活の質(QOL)を高く維持しながら治療できる癌(がん)の新しい治療法として、非常に注目を集めております。
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