日比谷内幸町クリニック
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最先端の免疫細胞療法によるがん治療

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高度活性化NK細胞療法とは

高度活性化NK細胞療法を簡単に説明すると、患者さんの血液を40cc程採取し、最新の培養技術で増殖・活性化し、2週間ほど無菌状態で約10億個のNK細胞を増殖させ、再び患者さんの体内へ戻すという療法です。

治療は血液40ccを採取することから始まります。40ccと言ってもピンと来ないかも知れませんが、一般の献血が400ccですので、それと比べて頂ければ僅かな量だとご理解頂けると思います。
その後、約2週間をかけて、採血した血液を、無菌状態に保たれた専門の培養施設で、熟練の培養技師が手作業で培養、活性化致します。

培養の過程では、まず、採血した血液からNK細胞のみを分離させます。
その後、分離したNK細胞をインターロイキン2というサイトカインを用いて増殖、活性化させます。
最終的には、2週間の培養期間で、NK細胞数も数百~数千倍となります。
(培養後のNK細胞の量は約10億個となります。約10億個のNK細胞というのは通常の健康な人が持っているNK細胞の量の約10倍です。尚、NK細胞の数値は目安であり、培養期間や患者さんの容態によって異なります。)

実際の治療も、NK細胞を採取する為の「採血」と、増殖・活性化されたNK細胞を再び体内へ戻す「点滴」のみです。
点滴の最中には本を読んだり、TVを見たり、ご家族と話したりしながらリラックスして治療を受けることができます。

この様に、高度活性化NK細胞療法は、非常に手間が掛かり、コストも割高となってしまいます。その分、治療費も割高となってしまうのが残念な点であります。

しかし、それ以上のメリットがあります。高度活性化NK細胞療法は、治療を受けられる患者様ご本人の血液を活性化して行われます。ですので、化学療法(抗ガン剤)のような強烈な副作用の心配はありません。

高度活性化NK細胞療法は、身体への負担がほとんどなく、QOL(生活の質)を高く維持しながら受けることが出来る画期的な治療法です。