日比谷内幸町クリニック
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最先端の免疫細胞療法によるがん治療

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子宮頸がん(子宮がん)⇒肝臓へ転移:放射線化学療法を行うものの、肝臓への転移が判明

放射線化学療法を行うものの、肝臓への転移が判明。
抗がん剤治療と高度活性化NK細胞療法の併用で肝転移が1/8まで縮小!

39歳女性

平成19年6月に「子宮頸がん(子宮がん)」の2b期と診断されます。

すぐに抗がん剤治療と放射線治療を併用した療法を開始しますが、腫瘍マーカーの上昇と腹部のリンパ節への転移が判明しました。抗がん剤治療と放射線治療の追加療法を行いますが、平成20年6月には肝臓への転移を認められました。

主治医からは、種類を変更して、再度の抗がん剤治療を提案されますが、効果は大きく期待できないとのと説明を受けたため、高度活性化NK細胞療法との併用治療を希望され、平成20年7月より治療を開始されました。

高度活性化NK細胞療法は2週間毎に1回投与のペースで実施しました。

抗がん剤治療を1回投与し、高度活性化NK細胞療法を1回実施した時点で、腫瘍マーカーの低下を認め始めます。

この腫瘍マーカーの低下には主治医も大変驚き、早々にCTでの病状確認を行います。その結果、抗がん剤治療を2回投与し、高度活性化NK細胞療法を2回実施した時点で、肝転移が治療前の1/8程度まで縮小していることがわかりました。

抗がん剤治療を3回投与し、高度活性化NK細胞療法を4回実施した時点では、腫瘍マーカーの全ての項目が正常値になりました。

・CEA:5.52ng/mg→3.39ng/mg(正常値5.0ng/mg以下)
・SCC:4.3ng/mg→0.7ng/mg(正常値1.5ng/mg以下)
・シフラ:7.03ng/mg→1.01ng/mg(正常値2.0ng/mg以下)

この患者様は年齢も若く、お子さんもまだ幼かったため、主治医からの「効果は大きく期待できない」という言葉に、大変なショックを受けられていました。初診に来られた際も「末期的な状況」と病状を深刻に受け止められ、治療効果への期待も薄く感じられました。

しかし、わたくし達の担当医から「個人差が大きいが、科学的根拠に基づいた治療。著効例もあるが癌自体と付き合う考え方もある。癌自体がきれいに無くならなくても、今の状態が何年も続けば、それが『完治』じゃなくてもいいのでは?」と言われ、前向きになれたと話されています。

わたくしたちの治療は患者様・ご家族のお話を聞くことから始まります。同じご病気でも、患者様によって置かれている環境・考え方は異なります。

なかには長い闘病生活で落ち込まれていいる患者様もいらっしゃいます。わたくしたちは担当医も含め、そんな患者様の精神面のサポートも治療のひとつと捉え治療に取り組んでいます。

この患者様のように、目に見る治療効果に止まらず、治療意欲の回復にも役立てる治療を目指しています。


※当クリニックにおける高度活性化NK細胞療法の治療例です