手術不可能の肺がん。
抗がん剤と高度活性化NK細胞療法の併用で原発・転移部分の両方が縮小!
81歳男性
平成19年12月にがん専門の病院で「肺がん」(低分化非小細胞肺癌 stageⅢb)と診断された方です。
縦隔と鎖骨へのリンパ節転移があり、手術の適用はなく、高齢であったことから、抗がん剤治療を減量メニューで始められていました。
しかし、ご家族が抗がん剤治療の副作用が心配であり、通常治療だけに頼るのではなく他にも可能性のある治療法を試したいとのことで、抗がん剤治療と併用にて平成20年1月より高度活性化NK細胞療法を開始しました。
高度活性化NK細胞療法は2週間毎に1回投与のペースで実施し、抗がん剤治療を2回投与し、高度活性化NK細胞療法を2回実施した時点で主治医の元でCT検査で確認したところ、原発の肺がんと転移部分の両方で縮小が認められました。
高度活性化NK細胞療法を1クール(6回の投与)実施し、抗がん剤治療を4回投与した時点で、主治医に受診したところ、肉眼上も頚部のリンパ節の転移部分が小さくなっており、抗がん剤と高度活性化NK細胞療法の併用が効いていると主治医からの説明でした。
平成20年4月時点においては、高度活性化NK細胞療法の2クール目を継続され、引き続き抗がん剤と併用で治療されています。